下準備・食洗機が苦手なもの
下準備のコツ
セットの前に、カンタンな下処理を
食器の汚れを軽く水で流したり、キッチンペーパーなどで拭き取っておくことで、運転終了後のフィルターのお手入れがラクになります。
食洗機が苦手なもの
高温に弱い食器は、洗わないでください
高温に弱い食器を洗うと、変色、くもり、破損などの原因になります。
・カットグラス、クリスタルガラスなどの高級ガラス食器
・アルミ食器
・高級漆器
・金メッキ製、銀メッキ製、銀製食器
・プラスチック製の容器や食器(耐熱80℃未満のもの)
※「低温コース」搭載機種は、耐熱60℃の樹脂製食器も洗えます。
こげつきや、こびりつきは事前に洗い落として下さい
・グラタンのこびりつきやひどい油の固まりなど
・調理に使った鍋などの焼けこげなど
・茶碗蒸しなどの蒸し料理のこびりつきなど
小さ過ぎるものは、入れないでください
(カゴ本体の小物入れにセットできるものは除く)
・さかずきなどの重量の軽い食器は、水圧でカゴから飛び出してしまう恐れがあります。
・口の径が狭いものは洗えません。
アルカリ洗剤に弱いものは、変色の恐れがあります
・アルミ製や銅製の調理器具は、専用洗剤の成分によって表面が酸化し変色することがあります。
・鉄製の調理器具は、錆びる場合があります。
・クリスタルグラスは白くくもる場合があります。
専用洗剤をお使いください
必ず、専用洗剤をご使用ください。一般の台所用液体洗剤や重曹は使えません。
一般の台所用洗剤は、少量でも使うと泡が大量に発生して洗うことができなくなります。また、水もれや異常報知の原因にもなります。
台所用洗剤で食器を下洗いした場合も、必ずすすいでからセットしてください。
専用洗剤の洗浄力
・ダブルの酵素でガンコな汚れを分解
ご飯などのデンプン質を分解するアミラーゼ、卵などのタンパク質を分解するプロテアーゼの2種類の酵素の働きで、 ガンコな汚れもスッキリ洗い上げます。カレーやミートソースのように油とデンプンが混ざり合ったしつこい汚れにも、高い洗浄力を発揮します。
・茶しぶ・黒ずみもきれいに落とす
酸化漂白剤の働きで、食器や調理器具に付着する茶しぶや黒ずみを除去します。
・洗剤残りがなく、すすぎスッキリ
お湯に素早く溶けてすすぎやすく、ニオイを消臭するため、食器などへのニオイ残りも抑えます。
・人にも環境にもやさしい
リン酸、チッ素は配合されていません。原料は、ヤシ油の活性剤、有機酸塩、酵素など、 安全性の高い天然原料を使用しているので、安心してお使いいただけます。
洗剤のお求め方法
百貨店、電気店、有名スーパー、薬局・薬店でお求めください。また、パナソニックグループのショッピングサイト「パナセンス」からもお求めになれます。
庫内クリーナー、乾燥仕上げ剤もあります
・庫内クリーナー
クリーナーを入れて運転するだけで、庫内についた汚れがすっきり落ちます。
・食洗機専用 乾燥仕上げ剤 リンセード
食器の表面に水斑、水縞、曇りを残さず、美しく仕上げます。
食器をすみやかに乾燥させるので、衛生的です。
安全性の高い食品添加物のみを原料としています。
食器セットのコツ
食洗機の構造が分かったら、食器のセットはもっとカンタン
食洗機はカゴの下にあるノズルが回転しながら、お湯を噴射して汚れを落とします。
だから、その噴射が汚れ部分によく当たるようにセットするのがコツ。
セットの基本
こんなふうにセットしてください
食器セットの手順
食器だけをセットする場合
食器と調理器具を一緒にセットする場合
調理器具を洗うときは「高温コース」を選択してください
上カゴを使いこなすと、こんなに便利
子供用の食器について
樹脂製の子供用スプーンなどは、水圧で飛ばないように、小物入れにセット。
カゴから落下してヒーターに触れると、発煙したり、故障の原因になります。
食器の糸底部の残水について
食器のセットのしかたや形状によっては、運転終了後に食器の糸底部に水滴が若干残ることがあります。
ドライキープ運転をすれば、水の残りが緩和されます。
コースの使い分け
暮らしのスタイルに合わせて、便利な使い方ができます。
ガンコな汚れものを洗う時
強力/高温/パワフルコース
ミストの行程の後、洗浄・すすぎの温度を低くしてベビー食器や密閉容器等、熱に弱いものをスッキリ清潔に仕上げます。
熱に弱い樹脂製食器に
低温コース
標準コースに比べ、約2〜7分ミストが汚れに長く作用し、ガンコな汚れを強力にはがした後、高温ですすぎます
洗う量が少ない(21点以下)時
少量コース
昼食やおやつ作りの後など食器の量が少ないときに。標準コースに比べ、約20〜30%運転経費を節約できます。
電気代の節約におすすめ
ゆとりコース
洗浄、すすぎの温度を下げてじっくり洗い上げ、送風で乾燥。標準コースに比べ運転時間は約2倍かかりますが、電気代は約70%で運転できます。
運転時間を短縮したい時に
スピーディコース
軽い汚れやあらかじめつけ置きなどで前処理されている場合に。すばやく洗えて電気代の節約にもなります。
あとでまとめて洗う時
予洗コース
食事時間が家族まちまちの場合など、あとでまとめて洗うのも方法。 最初に入れた食器の汚れが乾燥して落ちにくくならないように、このコースでさっと汚れを落とします。
食器のあたためにも使えます
乾燥のみコース
少ない食器を手洗いで済ませた後に、「食器乾燥機」として使います。30分・45分・60分と運転時間の設定もできます。 「送風」を選択すればヒーターを使わないので経済的。
時間をずらして運転したい時に
タイマーコース
運転コースの選択とは別に運転開始時間を2時間後または4時間後に設定できます。 食後のだんらん時間をはずしたり、割安な時間帯別電灯料金制度を利用することができます。
※機種によって、運転コースの数・コース名称・予約タイマーの設定パターンが異なります。